夏の舞台「マカニーとエルド」は、絵本「ぞうれっしゃがやってきた」の話をダンスパフォーマンスにするものです。その絵本の作者、小出隆司先生との写真です。今日は二度目の訪問となります。
第二次世界大戦終戦時、小出先生は国民学校1年生だったそうです。その後、教職に就いてから書かれた「ぞうれっしゃがやってきた」は、演劇、歌劇、ミュージカルと様々な形で、国内外で数多く上演されました。昨年も演劇の舞台、歌の舞台があったばかりです。
『ぞうれっしゃの家』と表札が上がっている小出先生の家には、平和を願い、子供たちの未来が生き生きとした世界であるようにと祈る、ゆるぎない意志が脈々と生きていました。
おじいさんの子供の頃、お父さんの子供の頃、親子三代で舞台を楽しんだり、上演してきた一家があるくらいの、この物語はたくさんの平和を祈る人々の財産のような作品です。
小出先生は熱く、あったかく、涙もろく、ごつごつとした良心が生きている方でした。
ダンスイベントについても「人間、ものじゃないんだよ。こういうことが素晴らしいんだ。こういう文化が発展しなければ、日本の恥だ。」と、励ましの言葉を頂戴し、涙が出ました。
夏の舞台も、奥様と観に来てくださるそうです。
ありがとうございます!
こちらは、初めて訪問した際、絵本に頂いたサインです。